もし、患者さんが自分の家族だったら、自分は何をすべきか
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リハビリテーションについて

リハビリ

 

どの様な流れでリハビリを行っていくか

当院でリハビリを受けられる患者さんは、
①手術の前後にリハビリを受けられる方と、
②手術をせずに保存療法で治療を進めていくなかで、リハビリを受けられる方の、
2通りに分けられます。 それぞれが、どの様な流れでリハビリを行っていくかを、説明していきます。

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①手術を受けられる方

~手術前から社会復帰までのトータルサポート~

患者さんにとって手術を受けると言う事は、身体的にも精神的にも大変負担になることでしょう。また手術後のリハビリも、苦痛なものと感じておられる方も多いのではないでしょうか。当院の手術前後のリハビリは、『手術前から社会復帰までのトータルサポート』をモットーにしています。術後は勿論のこと、手術前から患者さんそれぞれの社会復帰におけるゴールを明確にし、患者さんを主体に我々スタッフがお力添えをしていきます。

具体的には、外来診察時に手術が決定すると、その日から術前リハビリとして外来でのリハビリが始まります。まず、関節の動きや、筋力、そして日常生活での患者さんの各動作を診させて戴きます。そこから術後できるだけ身体を動かしやすくするための運動を、理学療法士が引き出していきます。また家庭内で簡単に出来る体操も覚えていただき、手術までの準備を整えます。

術後は早期離床を目標に、痛みのコントロールをしながら、リハビリを進めていきます。人工関節の手術を受けられた患者さんで2~3週間、脊椎の手術を受けられた患者さんで10日~2週間の退院を目標にしております。幸い現在までこのプログラムでほとんどの患者さんが御自分の足で家庭復帰をされています。

しかしながら、退院されてからも、まだ階段が昇りにくい、床から立ち上がりにくいといった完全な社会復帰を果たせない患者さんもおられます。退院後は外来でのリハビリを継続して、家庭復帰した中で気付いた細かな問題点も一つ一つ改善出来る様にリハビリを行い、それぞれの患者さんに完全な社会復帰を果たして戴きます。

②保存療法(手術をしない)の方

手術を受ける程ではない状態の患者さんが対象になります。膝、肩等の関節に痛みを抱えて満足に動かせない方、また慢性、急性の腰痛を抱えていらっしゃる方にも外来でのリハビリを行っていきます。

局所的に痛みがある関節、腰等に対しては、医師による注射や薬で痛みを緩和できます。しかし、痛みにより動かし辛かったことで、関節が硬くなったり、筋力が低下したりして、各動作が行いづらい状態になっている患者さんが多数おられます。 そこで関節周囲の本来の滑らかさを引き出すストレッチや、筋力トレーニングを行うことで、日常生活や仕事上の使い勝手の良さを引き出していきます。

また腰痛や膝痛、肩の痛みをお持ちの方は、得てして痛みを起こしやすい姿勢や動作になってしまっています。そういった患者さんの姿勢や動作を改善して、今後同じ痛みを起こさないように導いていくことを、リハビリの最終目標にしております。  実際には外来で来られた患者さんには、まずはウォータベッドやホットパック、各電器治療等を行って、身体をリラックスした状態にしてもらいます。その後骨盤を動かし易くする機器や固定自転車、ストレッチ等をスタッフ監視の下で行います。そして最後に理学療法士が患者さん一人ひとりについてリハビリをしていく流れになります。

またこの地域はスポーツ施設や各種学校が多く隣接しており、スポーツによる障害を持った学生さん等も多数いらっしゃいますので、そういった方々に対してコンディショニングやテーピングの指導等も行っています。

最後に前院長の掲げた『患者さんとの信頼関係』、また現院長の掲げる『もし患者さんが自分の家族だったら…』という理念を、我々リハビリスタッフも持ちながら、患者さんそれぞれの治療目標に向けて力添えをしてまいります。

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